藤井日達上人
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我不愛身命

【身命】  昭和四年
 
せっかく憧れて分け登った日本山の頂上は、荒菰(あらごも)を敷いた首の座に似ております。
      _________中略 ________
身命の上にすら何ら求めるところもありません。名誉も出世も、それから財宝も遥かなる世界の噂ほどにも聞こえません。飢えと寒さと怒、嘲、重病、臨終、検束、拘留、追放、刀杖、頻出等、それらは撃鼓宣令の妙音声が反響したる十方浄土の諸仏菩薩から 法華経の行者に供養せられたる蓮華の葉葉であります。我不愛身命の誓願地から湧きいでたる七宝塔の瓔珞荘厳であります。
            ________中略__________
我不愛身命の朝夕の中に於いては、撃鼓宣令の一行、南無妙法蓮華経の大音声が謗法闡提の毛孔に迫り、毒鼓の響きが百億の太陽系統の三千世界の悪魔の宮殿を震動せしむるよりほかには、何らの修行も相応致しません。

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