藤井日達上人
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親交平和の世界

【社会生活】
「古言に牛の飲む水は乳となり、蛇の呑む水は毒となる」と云った。両者同一の食料を食っても両者同一の平和の世界には住まない、平和な生活の所詮は其の心性、相好の平和化に待つより外にない。平和は食物の多少でもなく、生活水準の向上でもない、草を食っても、水を飲んでも、其の心中に瞋恨が無く、其の舌端に悪口、怨言が無ければ,そこに平和の世界は展開する。
反目闘争無くして進化無し、と云う唯物弁証法は、根本的に悪獣毒虫の哲学に過ぎない。―――――――――中略――――――――――――
相互扶助と衆生恩とは、共通点類似の点が多い、但だ衆生恩と言えば、宗教的感情が濃厚にして、礼拝供養の行はるる親交平和の世界に誘い、相互扶助と云えば経済的、政治的気分を帯びて権利、義務の論じらるる理論の多い市民生活が現れる。

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